鞍馬寺の竹伐り会

京都新聞写真コンテスト
タイトル;一刀両断  撮影日;平成24年6月20日  場所;京都市鞍馬寺
レンズ:24〜120mm  F:22  S:1/60  ISO:500

僧兵が刀で青竹を伐る動作を1/60の少しスローシャッターで動きを表した
つもりです。


6月20日は、鞍馬寺で午後2時から竹伐り会式が行われました。
竹伐り会式は、水への感謝を捧げ、災難を断ち切り吉事の招来を祈る
儀式として永く伝えられており、太い竹を伐って邪をなす大蛇を
退治する行事です。
当日は、ほら貝の吹奏のもとに僧侶や稚児、僧兵の行列が本殿前に進んで、
4本の竹を伐りそろえる儀式と、舞楽の舞いの後、東の近江座と西の丹波
にわかれて、それぞれ2本づつの竹を伐り競うものです。
小生は、初めて竹伐り会式を見物しましたが、到着が遅かったので、
既に見物客は二重、三重の輪が出来ており持参した踏み台(FRP製)に
乗って撮影したので、結果は今一でしたが迫力のある竹伐りを堪能しました。
会式終了後、舞台に残っていた竹の伐り片を持って帰って神棚に供えて
無病息災を祈りました!
なお、鞍馬寺の本殿からの帰路に、鞍馬の火祭りで有名な由岐神社を
お詣りして、高く聳える3本のご神木に見入りました!